たまプラーザ スペシャルティコーヒー「Cafe Blanco(カフェブランコ)」

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2016年10月の記事リスト

ラ・エスメラルダ農園(ゲイシャ種)

こんにちは。店頭にてご予約を承っておりましたラ・エスメラルダ農園(パナマ)のゲイシャ種がいよいよ本日から販売開始となります!すでにご予約もたくさん頂き、ブランコはざわついています。ご予約ありがとうございます。ゲイシャ種は害虫に弱く栽培が困難で希少性が高いため、品評会で高値で取引されることで有名です。特に名門のラ・エスメラルダ農園の豆は伝説の豆とも言われています。その独特の柑橘系の香りと紅茶のようなフレーバーを足して2で割った感じは、まるでブラットオレンジジュース!これは一度は飲まなくてはいけません!このフレーバーが出るまで焙煎も幾度となく失敗を繰り返し、ようやく満足いく焙煎ができましたので皆様、ぜひお試しください。
100g 1,850円(税別)

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焙煎も相当苦労しました。でもようやくゲイシャフレーバーが出ましたよ!

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かぼちゃプリンが始まります

収穫の秋、食欲の秋・・!そして10月はハロウィンですよ。そんなわけでブランコでは『かぼちゃプリン』を始めます。期間限定の予定ですが、試作段階で大好評だったのでレギュラーメニューになるかもしれません。最近流行りのクリーミーな軽い感じではなく、かぼちゃがお口いっぱいに広がるどっしりした食感が特徴です。カラメルソースももちろん手作りでけっこう苦味をきかせています。こりゃ、1個でお腹が満たされますよ。店主は失敗作も含め、このプリンの商品化までにたくさんプリンを食べたのでプリン体?ではないですが、少し太った気がします(笑)。コーヒーとの相性もバッチリです!テイクアウトもOKです。この3連休は新たなコーヒー豆も店頭に並ぶのでぜひお待ちしております。
かぼちゃプリン430円(税込)

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焙煎って何だろう

10月に入り、コーヒーが一段とおいしい季節になりましたね。今回はコーヒー豆の焙煎のお話です。焙煎とは文字通り、豆を煎ることなのですが、実はこれが本当に難しいのです。コーヒー豆が収穫されるエリアの気候は、各国で異なります。豆の収穫される標高によっても豆の硬さが異なります。さらに農園は豆の特徴を出すために、収穫された豆に工夫を施した精製をします。そのため、豆によって硬さや水分量がマチマチで、同じ焙煎方法はほぼないと言っても過言ではありません。焙煎はただ豆を煎るだけではないのです。グアテマラならばグアテマラの煎り方がありますし、焙煎する日の気温や湿度で微妙に火の強さを変えています。それだけ繊細で難しいのが焙煎です。だから私は1年を通じてデータをとって、検証して、最高の焙煎をしようとしますが、それでもゴールはないと思います。「これで良い!」と思ったら私の技術面での成長が止まるでしょう。だから昨日より良い焙煎のために熱の加え方、空気の抜き方等々、毎日焙煎方法を少しずつ変えています。気が遠くなりますが、私はこの仕事が大好きだから、一生追求するでしょう。おいしいコーヒーのために、手間は惜しみません。理屈っぽさと、感性に少しだけ自信のある店主。焙煎は私のライフワークに違いありません。そんなわけでどんどん研ぎ澄まされるブランコの中米コーヒーにご期待ください!

焙煎中は本当に真剣勝負です。皆さん話かけないでくださいね(笑)

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釜出しの瞬間を逃してはなりません!1秒が命とりなのです。

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